令和4年、全国新酒鑑評会"金賞"を受賞した長野の日本酒16選 ~贈り物に最適な銘柄~

令和4年、全国新酒鑑評会"金賞"を受賞した長野の日本酒16選 ~贈り物に最適な銘柄~

全国の酒蔵がプライドをかけ、日本酒の出来栄えを競う「全国新酒鑑評会」。明治時代から始まったコンテストで、毎年多くの日本酒ファンや飲食店、業界関係者から注目を集めます。

この記事では鑑評会を開催する目的や審査方法、さらに令和4年度の金賞を受賞した日本酒のうち、近年人気が高まっている長野の16銘柄をご紹介しましょう。

目次

 

 全国新酒鑑評会とは?

 

 全国新酒鑑評会

 

全国新酒鑑評会とは、独立行政法人酒類総合研究所(旧・国税庁醸造研究所)と日本酒造組合中央会の共催による、日本酒の出来栄えを競う全国規模のコンテストです。

日本酒の酒造技術向上を目的としたもので1911年(明治44 年)に第一回が開催。以来、100年以上続いており、近年では毎年春に行われています。酒造業界では最も定評のある鑑評会として有名です。日本酒は吟醸酒が対象とされ、各蔵元の杜氏が威信をかけ、技の粋を結集して挑戦。品質が優れたものには「入賞」が、さらに優秀と認められたものには「金賞」が授与されます。

金賞を受賞した出品酒の中には商品化されるものも少なくなく、毎年多くの日本酒ファンや飲食店、業界関係者からの注目を集めています。


全国新酒鑑評を開催する目的 

 

日本酒

 

「全国新酒鑑評会」は1911年(明治44年)、現在の酒類総合研究所の前身である大蔵省醸造試験所により開催されました。明治政府にとって酒税は重要な財源であったものの、当時の醸造技術は未熟であったため、技術向上の必要性が高まっていたことが背景にあります。

また、それ以前に日本各地で品評会が実施されていましたが、地方によって評価基準にばらつきがあり、同じ基準での全国的な品評会が求められていたことも影響しています。

現在も「全国新酒鑑評会」の開催の目的は変わっておらず、全国的な新酒の質や製造技術の動向を調査する場として貴重なイベントとなっています。第一回目から長きにわたり酒類総合研究所による主催でしたが、2008年から日本酒造組合中央会との共催となりました。


出品資格や条件について

 

日本酒,条件

 

「全国新酒鑑評会」への出品資格と出品酒の規格は以下のように定められています。

<出品資格>

  • 清酒の免許を受けている製造者。(共同製造などによる清酒は、その製造場から出荷される清酒銘柄に限ります)
  • 一つの製造場に複数の製造施設がある場合は、専任の杜氏が酒造期間中に責務を果たしていること、また原料処理からもろみの上槽、製成までの一貫した清酒製造が行われていること。

 

<出品酒の規格>

  • 製造場で鑑評会の開催される酒造年度(7月1日から翌年6月30日まで)に製成された吟醸酒。
  • 貯蔵容器に貯蔵されている吟醸酒。
  • 平成元年国税庁告示第8号「清酒の製法品質表示基準」に定められる吟醸酒であること。
  • 委託製造による清酒ではないもの。
  • 桶取引などによる未納税移入によらないもの。
  • 昭和36年国税庁訓令第1号「国税庁所定分析法」に定める方法により測定した酸度が0.8%以上のもの。

 

引用:全国新酒鑑評会事務運営要領 平成31年2月1日改訂版


審査方法

審査

 

審査は予審(4月)、決審(5月)と2段階に分けて実施されます。予審は3日間かけて行われ、約900の出品酒がおよそ半分に絞り込まれ、これらが「入賞」となります。決審は2日間行われ、特に優れた日本酒に「金賞」が授与されるという仕組みです。予審では約45名、決審では約25名の審査員が参加。酒類総合研究所や国税局鑑定企画官をはじめ、清酒の製造業や販売業、酒造技術指導者、醸造研究者などで構成されます。

審査方法は予審、決審ともに減点法が採用。予審のチェックポイントは香りの種類や甘味、苦味、酸味、渋味、バランス感、酸化度合いなど約20項目あります。マークシート方式となっており、5段階から選ぶ項目もあれば、特徴の種類を選ぶ項目もあります。例えば「香り品質」という項目では「すばらしい」から「難点あり」の5段階から選ぶ方式です。決審では総合評価となっており、3点法で審査を行います。

 

金賞を受賞するメリット

 

金賞

 

全国の酒蔵が威信をかけて金賞を目指す「全国新酒鑑評会」。

多くの杜氏が技術の粋を尽くして金賞を狙う背景にはやはり全国新酒鑑評会」の権威性の高さにあると言えます。

酒造業界で最も重要な品評会であるうえ、出品酒のうち金賞に選ばれるのはわずか3割程度。金賞を受賞することは銘柄の品質と技術が認められた証となり、さらに酒造名を全国に知らしめるチャンスにもなります。

また、入賞・金賞に関係なく、審査結果は酒蔵にフィードバックされるため、自蔵の日本酒を客観視できることも大きな魅力。

評価を受けることで、普段は気付けない課題の発見につながるため、「全国新酒鑑評会」への出品は多くのメリットがあると言えます。


令和4年酒造年度 全国新酒鑑評会「金賞」受賞酒 

 

日本酒

 

令和4酒造年度全国新酒鑑評会の全出品数は818点で入賞酒は394点、金賞酒は218点が選ばれました。

金賞を受賞した日本酒のうち、長野県の銘柄は以下の16点。都道府県別では3番目に多い金賞数となります。

 

  • ㈱よしのや 西之門
  • ㈱遠藤酒造場 渓流
  • 武重本家酒造㈱ 御園竹
  • ㈱古屋酒造店 深山桜
  • ㈱土屋酒造店 亀の海
  • ㈱高橋助作酒造店 松尾
  • ㈱亀田屋酒造店 アルプス正宗
  • 大信州酒造㈱ 大信州
  • 磐栄運送㈱ 諏訪御湖鶴酒造場 御湖鶴
  • 高天酒造㈱ 高天
  • ㈱豊島屋 神渡
  • ㈱仙醸 黒松仙醸
  • 七笑酒造㈱ 七笑
  • 米澤酒造㈱ 今錦
  • 酒造㈱長生社 信濃鶴
  • 大雪渓酒造㈱ 大雪渓
  • 引用:長野県酒造組合


全国新酒鑑評会の入賞酒をお取り寄せしよう

 

日本酒

 

全国の酒蔵が威信を背負って、匠の技を結集した日本酒を出品する「全国新酒鑑評会」。厳格な評価基準によって選ばれた銘柄は質の高さはお墨付きと言えるでしょう。

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もちろん全国新酒鑑評会の入賞酒や金賞酒も多数用意しています。権威あるコンテストで受賞を果たした銘柄は大切な人への贈り物にも最適です。


金賞受賞酒


・大信州/大信州酒造

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・大雪渓/大雪渓酒造

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・髙天/髙天酒造

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・七笑/七笑酒造

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・御湖鶴/御湖鶴酒造

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・亀の海/土屋酒造店

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・アルプス正宗/亀田屋酒造店

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・神渡/豊島屋

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・渓流/遠藤酒造場

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・深山桜/古屋酒造店

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・松尾/高橋助作酒造店

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・黒松仙醸/㈱仙醸

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・御園竹/武重本家酒造

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入賞酒

 

・髙波/丸永酒造場

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・北信流/松葉屋本店

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・千曲錦/千曲錦酒造

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・喜久水/喜久水酒造  

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・中乗りさん/中善酒造店

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・秀峰喜久盛/信州銘醸

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・美寿々/美寿々酒造

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・井筒長/黒澤酒造

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・初鶯/木内醸造

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・北安大國/北安醸造

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・北光正宗/角口酒造店

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長野県,日本酒

 

日本酒の品質向上を目指し、1911年(明治44年)から100年以上続く「全国新酒鑑評会」。日本の酒造業界で最も権威ある品評会であり、毎年多くの日本酒ファンや飲食店、業界関係者から話題を集めます。

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