可愛さ満点!「猫」の日本酒、どこで手に入るの?|信州ねこ正宗

可愛さ満点!「猫」の日本酒、どこで手に入るの?|信州ねこ正宗

愛らしく、時に自由奔放で、私たちの慌ただしい生活に癒しを与えてくれる“猫”という生きものたち。そんな可愛らしい猫にインスパイアされた日本酒があることをご存じでしょうか。

実は、猫をモチーフにした日本酒にはさまざまな銘柄があります。その中でも「信州ねこ正宗」は特に有名な日本酒です。この記事では、信州ねこ正宗という日本酒の特徴を詳しく解説していきます。入手方法についてもご紹介するので、ぜひご覧ください。

目次

 信州ねこ正宗とは?

信州ねこ正宗,SHIRONEKO

 

信州ねこ正宗は、2023年2月22日(にゃんにゃんにゃんの日)に株式会社舞姫が発売した日本酒です。現在は「HACHIWARE」と「SHIRONEKO」の二種類の味を展開しています。


株式会社舞姫は長野県諏訪市にある酒蔵で、滋賀県東近江市にある近江酒造株式会社(代表 今宿喜貴氏)が製造・販売を行っていた「近江ねこ正宗」の後を引き継ぐかたちで、「信州ねこ正宗」を誕生させました。


近江酒造で長年愛されてきた「近江ねこ正宗」の心を大切にしつつ、猫好きのために生まれ変わった「信州ねこ正宗」は、猫好き、日本酒好きの人々の間で早くも話題となっています。

信州ねこ正宗 HACHIWARE:舞姫

HACHIWARE

 

「信州ねこ正宗 HACHIWARE」は、長野県産米を100%使用した本醸造酒です。日本酒度は+6で、キレの良い喉越しが特徴です。冷でもぬる燗でも美味しく飲むことができます。淡麗辛口ですが、爽やかな旨味は料理を選びません。


見た目の可愛らしさも魅力的な「HACHIWARE(ハチワレ)」という商品の名前は、猫にちなんだものとなっています。ひたいが“八”の模様である猫は「ハチワレ」と呼ばれ、猫好きたちを魅了するポイントのひとつでもあります。また、八は「先の見通しが明るい」という意味もあり、ハチワレの猫は幸運を招くと言われています。


商品はこちら:信州ねこ正宗 HACHIWARE

 

信州ねこ正宗 SHIRONEKO:舞姫

SHIRONEKO

 

「信州ねこ正宗 SHIRONEKO」は、全量長野県産米を使用した純米吟醸酒です。日本酒度は-1で、すっきりとした味わいが特徴です。おすすめの飲み方は冷で、和洋問わずあらゆる料理に合わせて美味しく飲むことができます。淡麗甘口で、飲み飽きしない日本酒に仕上がっています。


思わず微笑みたくなる「SHIRONEKO(シロネコ)」のラベルは、白猫のクールな性格(諸説あり)からデザインされました。このスタイリッシュな白猫のイメージを商品にも活かし、清涼で爽やかな味わいの一品となっています。


商品はこちら:信州ねこ正宗 SHIRONEKO


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信州ねこ正宗を製造する酒造「舞姫」とは?

次に、信州ねこ正宗を製造する酒造「株式会社舞姫」についてご紹介していきます。

長野県諏訪市の酒蔵であることは先ほどお伝えしましたが、どのような立地・環境で日本酒が造られているかについても詳しくお伝えします。アクセスや酒造りのこだわりを知ることで、より身近に、そして美味しくねこ正宗という日本酒を味わうことができるでしょう。

 

舞姫の場所

株式会社舞姫の所在地はこちらです。


〒392-0004

長野県諏訪市諏訪2-9-25


舞姫はJR上諏訪駅から徒歩約7分の場所にあり、中央道諏訪ICからは国道20号経由で約5㎞(車でおよそ10分)の場所です。年末年始の定休日を除き、営業時間は9:30~17:00、普通車用の駐車場も4台分あります。


諏訪地方は、北東に八ヶ岳、南西に南アルプスと山々や山脈に囲まれた自然豊かな地域です。水が豊富であることと物流が行き来しやすいことから、江戸時代より醸造業が盛んでした。


1894年に酒造りをスタートさせた舞姫は、「諏訪五蔵」として名を連ねています。諏訪五蔵とは、甲州街道沿いの500m間にある5軒の酒蔵を指し、霧ケ峰の伏流水を使用してそれぞれが個性豊かな酒を造り続けてきました。

 

舞姫のこだわり

米へのこだわり

株式会社舞姫では、酒造りを“農業の延長線上”と捉えています。契約栽培米を促進することによって、安全で高品質、そして美味しい日本酒造りに取り組んでいます。契約農家の皆さんと舞姫の社員が協力し、直接田植えや草取り、稲刈りなどを実施しているのも特徴です。


具体的には、信州長野で最も醸造に使用されている「美山錦」のほか、オーナーが在住している八王子の高月地区で「ひとごこち」の米づくりに挑戦しています。「顔の見える米づくり」を大切にしているからこそ、甘・酸・渋・辛・苦の五つの味が程良く交わった日本酒が生まれるのでしょうね。

 

貯蔵へのこだわり

舞姫では、日本酒の鮮度の良さを重視しています。蔵元に行かなければ味わえなかった新鮮な日本酒を全国各地に提供できるよう、通年にわたって氷点下での瓶貯蔵を実現しました。大きな樽ではなく一升瓶につめた状態で貯蔵することによって酸化が抑えられ、冷蔵庫での管理ができるようになったのです。


瓶貯蔵いつでもしぼりたてのような味わいを堪能でき、爽やかな日本酒の魅力を最大限に楽しむことができます。この貯蔵法へのこだわりが実を結び、日本酒の価値がさらに向上していくことを願っているそうです。

 

造り手のこだわり

舞姫の酒蔵がある諏訪地方では、10月下旬から氷点下の朝を迎えるようになります。この時期から酒造りがスタートし、春の訪れを感じる2月末ごろまで造り続けるのです。


舞姫では、伝統を守りながらも時代に適応し、進化し続けることをモットーに掲げています。杜氏や女性蔵人を中心として、昔ながらの技法(例えば、箱麹や長期低温発酵)を用いての麹造り・醪(もろみ)造りが行われています。


働きやすい環境づくりによって、新たな商品のアイデアが浮かぶこともあります。醸造方法のアップデートを惜しまない舞姫から生まれる日本酒だからこそ、人々を魅了するのかもしれません。


参照:舞姫公式サイト

 

長野県にはその他にも魅力的なお酒がたくさん!

naganosake

 

この記事では、「信州ねこ正宗」の特徴や製造している酒蔵「株式会社舞姫」について詳しく解説してきました。近江酒造で長きにわたり人々に愛されてきた「近江ねこ正宗」の意思を受け継いだ「信州ねこ正宗」は、舞姫のこだわりが詰まった長野県を代表する日本酒です。


ねこ正宗のほかにも、自然豊かな長野県では魅力的なお酒が数多く醸造されています。長野県内のお酒をネットで購入するなら、NAGANOSAKE.JPがオススメ。


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