南信州ビールはどんな味わい?おいしさの秘密や人気の商品・主な取扱店を紹介

南信州ビールはどんな味わい?おいしさの秘密や人気の商品・主な取扱店を紹介

クラフトビール好きの間でも評判なのが『南信州ビール』。長野県にある、クラフトビールを手掛けている醸造所です。県内外で人気となっている南信州ビールのクラフトビールを買って飲んでみたい!と思っても、どのビールを選べばいいのか悩みませんか?

この記事では南信州ビールの購入を検討している方に向けて、知っておくと一層楽しめる南信州ビールの豆知識とおいしさの秘密、人気商品、主な取扱店についてご紹介します。

 

信州クラフトビールとは

 

 

信州クラフトビールとは、長野県発のクラフトビールを指しています。「信州」という言葉は歴史があるだけでなく地元で愛着があるため、長野県発のクラフトビールにくわえて醸造所の名前やイベントなどの名称にも使われています。


(例)

ビールの銘柄名

信州須坂フルーツエール シャインマスカット、信州浪漫アルクマ缶オリジナルエールなど

醸造所

南信州ビール、信州須坂フルーツブルワリーなど

イベント

信州クラフトビールフェア、信州須坂クラフトビール&スイーツフェスティバルなど

 

上記のように長野県では、信州クラフトビールが大いに賑わいを見せています。

 


南信州ビールとは

 

 

長野県内に数あるクラフトビールの醸造所の中でも、南信州を代表するのが『南信州ビール』。地元のみならず全国のビール好きの間でも親しまれている、長野県における第1号クラフトビールのメーカーです。


南信州ビールは中央アルプスにある駒ヶ岳山麓の標高800mにある、大自然の中に佇む駒ヶ岳醸造所にてクラフトビールを醸造しています。仕込み水には中央アルプスの雪解け水をたっぷりと含んだ、地下120mから汲んだ上質な地下水を使用。


ふわっと漂う贅沢な香りが鼻をくすぐる、味わい豊かなエール系ビールを手掛けています。

 

ブランド名がOgna(オグナ)へ変更になった

 

南信州ビールは、2022年の夏に新たなブランド名である「Ogna(オグナ)」に名前を一新。ビールのパッケージについても、シンプルながらスタイリッシュなデザインにアップデートしました。


Ognaとは、長野(NAGANO)のアルファベットを4つ並び替えて生まれた造語です。ブランド名に長野の名前を使うことで、1996年に生まれた長野県における第1号クラフトビールのメーカーとして、これからも長野の魅力をビールに詰めて造り続けるという気持ちを込めたとのことです。


南信州ビールが手掛けるOgnaというブランド名は、南信州の地域と縁がある歴史上の英雄、ヤマトタケルの幼名である「ヤマトオグナ」にも由来します。


Ognaというブランド名に込められた想いは、次の通り。


  • 地域との強い結びつき
  • 子どものころに抱いた探究心・冒険心を持ち続ける
  • クラフトビールに対してのピュアな思い
  • チャレンジ精神を持つ

これらの価値観を持ち続けることを、ブランド名のOgnaで表現しています。


南信州ビールの主な人気商品とは

 

 

南信州ビールの主な人気商品が知りたい方のために、押さえておきたい5種類をピックアップしました。


  • 入門にも最適な『南信州ビール ゴールデンエール』
  • カラメルモルトとビターホップのクセになる『南信州ビール アンバーエール』
  • ビール通からも支持されている『南信州ビール IPA』
  • 黒濃色で濃厚な味わいの『南信州ビール デュンケルヴァイツェン』
  • フルーツビールとして注目を集める『南信州ビール ヤマソーホップ』

南信州ビールで人気となっている商品の味や特徴について詳しくご紹介していきましょう。

 

Ogna GOLDENALE

 

 

程よいホップの苦みとスッキリとした口当たり、爽快な喉越しでゴクゴクと飲めるのが『Ogna GOLDENALE』。南信州ビールが手掛けるゴールデンエールスタイルのビールは、マスカットや柑橘系を思わせるみずみずしい香りも楽しめます。


Ogna GOLDENALEは南信州ビールが創業してからの定番かつ人気商品で、過去にはジャパン・グレートビア・アワーズ2023 銀賞を受賞した実績もあります。


▼ゴールデンエールとは?

ゴールデンエールは名前が表す通り、淡い黄金色をしたエールビール。アルコール度数は高くなく日本のビールに似た味わいをしており、クラフトビールを初めて飲む方でも飲みやすい味わいとなっています。


ゴールデンエールは日本で親しまれているラガービールのようにスッキリとして飲みやすく、モルトの落ち着いた甘みやホップの苦みが味わえます。

 

Ogna GOLDENALEのお取り寄せはこちら


Ogna AMBERALE

 

 

琥珀色をした『Ogna AMBERALE』は、カラメルモルトによる良い香りとビターホップのクセになる苦味がマッチ。ストロングで味わい深いビールです。


Ogna AMBERALEも該当するアンバーエールというビアスタイルは、アメリカ西海岸が発祥。アメリカ産のホップを使うことで、しっかりと感じられる苦味とコク、ビターなカラメルの香りが味わえるのが特徴です。


▼アンバーエールとペールエールの違い

アメリカが発祥のアンバーエールに対して、ペールエールはイギリスが発祥のビアスタイル。原料の共通項が多いですが、違いとしてはペールエールの方が明るい銅色をしており、アンバーエールは琥珀色となっています。


フルーティーな香りが楽しめるペールエールに対して、アンバーエールはペールエールよりはフルーティーさを感じず、代わりにほろ苦いカラメルの香ばしさが楽しめるビールです。


Ogna AMBERALEのお取り寄せはこちら

 

Ogna INDIA PALE ALE

 

 

さまざまなシリーズを展開する南信州ビールの中でも特に苦味を効かせたビールが、定番商品の一つである『Ogna INDIA PALE ALE』です。

 

ホップは通常の4倍使っていますがビールのボディーが強く、苦味がいい意味で飛び出していません。モルトのコクと苦みのバランスに優れた、通好みのビールに仕上がった高い人気を誇るクラフトビールです。


茶褐色のOgna INDIA PALE ALEは柑橘アロマの香りとともに楽しめる程よいビター感により、ホップの香りや苦味が効いた通常のIPAよりも飲みやすいのが特徴。


Ogna INDIA PALE ALEのお取り寄せはこちら


Ogna DUNKELWEIZEN

 

 

南信州ビールにおける定番商品の中でも濃厚な味わいを楽しめるビールが、黒濃色エールの『Ogna DUNKELWEIZEN』。

 

定番のデュンケルヴァイツェンのレシピを、南信州ビールが独自のアレンジを施しました。ローストした麦芽による焙煎香とともに、香り豊かなバナナの匂いが楽しめます。


Ogna DUNKELWEIZENは見た目が黒く人を選ぶビールのように見えて、苦味は控えめ。どなたでも気軽に味わえる、個性豊かなビールです。


おすすめの飲み方はキンキンに冷やした状態ではなく、少し暖めて品温を10℃前後が適温です。グラスに顔を近づけた瞬間にふわっと広がる香りは、ビールでありながらもワインを飲んでいるかのようなリッチな気分に浸れます。


Ogna DUNKELWEIZENのお取り寄せはこちら


Ogna YAMASO HOP

 

 

ビール好きのみならず、ぶどう好きにもチェックして欲しいのが、『Ogna YAMASO HOP』。

ワインに使われている赤ぶどうである、信州・宮田村で育てられたヤマソービニオンというぶどうの果汁で造られたフルーツビールです。(厳密には発砲酒に分類)


ビールでありながらも赤ぶどうならではの鮮やかで濃い紫色をしており、酸味や果実由来の華やかな香りと厚みのある風味がお楽しみいただけます。


ヤマソービニオンの爽快な酸味と力強さが味わえるOgna YAMASO HOPは、ジャパン・グレートビア・アワーズ2023の金賞を受賞した経験を持つクラフトビール。アルコール度数9%ながらも飲みやすいフルーツビールで、心安らぐひと時を過ごしましょう。


Ogna YAMASO HOPのお取り寄せはこちら


南信州ビールの主な取扱店はどこ?

 

 

南信州ビールは通販以外にも、実店舗で購入できるお店があるのをご存知でしょうか?南信州ビールをお店で飲んでみたい方や購入したい方のために、長野県内にある主な取扱店をご紹介します。


南信州ビール直営レストラン 味わい工房

 

お土産も買える観光スポット、駒ヶ根ファームスの2階にあるのが南信州ビールの直営レストラン、味わい工房です。地元食材をたっぷりと使った他にはない創作料理とともに、南信州ビールのクラフトビールであるOgnaが味わえます。


南信州ビール直営レストラン 味わい工房では本記事でご紹介したビール以外にも、数量限定のクラフトビールや季節限定のビールも飲めるため、ビール好きには外せない観光スポットといえるでしょう。


お店では南信州ビールのおつまみになるだけでなく、単体で食べても食欲を刺激する料理が勢ぞろい。数あるメニューの中でも、信州みそを使用した薄焼き・パリパリ生地がクセになる『味噌ピッツァ』や、南信州ビールを惜しげもなく使って煮込んだ『牛肉のやわらかビール煮』が、食事・おつまみともに人気です。


単品以外にも、南信州ビールが飲み放題となるコースもあり。観光の際のお食事や、南信州ビールをとことん飲んでみたい時に、訪れてみてはいかがでしょうか。


南信州ビール 駒ケ岳醸造所

 

南信州ビールのOgnaが造られているのが、南信州ビール 駒ヶ岳醸造所。こちらの醸造所でもOgnaをお買い求めいただけます。


南信州ビール 駒ヶ岳醸造所は長野県において、第1号となる地ビールの醸造所。中央アルプス駒ケ岳山麓の上伊那郡宮田村にある、標高800mの位置に構えたマルスウイスキーを生産する工場内に設けられています。


醸造所に隣接したマルス信州蒸溜所では、南信州ビールの出来立てのognaやウイスキー、ここでしか買えないお土産も販売。ショップ併設のBARコーナーはバーと高原リゾートにあるカフェをイメージしており、ゆったりとくつろぎながらお酒が楽しめます。


長野観光の際には南信州ビール 駒ヶ岳醸造所に立ち寄って、出来立てのビールなどをお土産に購入してみてください。


まとめ

 

 

南信州ビールの人気商品は幅広いラインナップで、どのビールも個性的で魅力的です。ビール愛好家からの支持も高く、その味わいの深さや独特な香りは人々の心に残ることでしょう。大自然の息吹や地域の温かさが感じられる一杯を、ぜひお楽しみください。


NAGANOSAKE.JPとは

 

NAGNOSAKE.JPは、長野県内から厳選した酒蔵の日本酒やクラフトビールなどのお酒が勢ぞろい。お酒好きが貰って喜ぶ銘酒や地元で人気のお酒、今回ご紹介したクラフトビールなど、多彩な長野のお酒を自宅にいながら購入することができます。

 

たくさんあってお酒が選べない!という方のために、ランキング形式やジャンルごとのおすすめ特集もあり。知るとお酒が一層味わい深くなる、さまざまな記事も充実しています。心ときめく長野のお酒に出会える「NAGNOSAKE.JP」に興味を持たれた方は、ぜひ一度覗いてみることをおすすめします。

 

NAGANOSAKE.JP

 

一覧に戻る