角口酒造店

平成の終わりまで県外に出なかった「毎日飲んでも飽きない酒」

〒389-2412 長野県飯山市大字常郷1147

「地元の人たちに愛されてこそ本当の酒である」

新潟から移住してきた1代目が創業したのが明治2年。

その当時から現在に至るまで「地元の人たちに愛されてこそ本当の酒である」を理念に地域に根差し現在6代目がその理念を継承しています。



元々は蔵の裏にあるお寺の「門」側にあったので門口。これが転じて現在の角口と言う字を当てるようになりました。同じく創業当時は「今泉」という銘柄で営業しており、はじめは余剰米などを利用しながら庶民に親しみやすいお酒作りをし、その後明治初期に「北光正宗」と改称し今に至ります。



酒蔵のある飯山市は長野県の北部で豪雪地帯。県内でも雪に閉ざされている期間が長い地域で、この地域の人たちの冬の楽しみと言えばやはり日本酒。この地域で北光正宗は「あの酒」や「俺の酒」で通じるほどで「一家に一本(実際はもっと沢山)」を地で行く認知度でその結果、地元の消費が中心になり平成が終わるころまで実は問屋を通した販売をされていなかった日本酒です。

現在でも普通酒は「地元の酒」を守るため県外へ出ていませんが、地元の人たちが毎日飲んでも飽きない酒をより多くの人、新しい日本酒好きへ届ける為に販売を開始しました。

飲み飽きない味を追求

キレがよくクリアな酒を造る。を軸にしつつも、技術者のすべてを出し切れるように酒造りの工夫をしています。

毎年、試験製造シリーズを作って製造工程の蔵内フィードバックを行う。一回一回の酒造りを大切にするためデータでの管理を行ったりなど、今までの経験や勘を大切にしつつも少しずつでもデータで酒造りを解き明かし、毎年うまい酒の造り方を研究しています。

そんな毎年の工夫を繰り返す中で地元で愛されるお酒を県外でも愛され、飲み飽きないお酒にした純米酒以上のお酒をご紹介します。



酒造りに使用している水と米つくりに利用されている雪解け水は、酒造りに使っている水と同じ水源の水なので、とても相性がよく味のなじみが良い。

今回ご紹介するお酒は、少し冷やして飲んでいただくことでより、蔵の個性であるキレを感じていただくことが出来ると思います。



また、創業以来一貫して真摯な経営を続けたことが高く評価され、昭和59年に堅実で健全な企業の証であり、全法人のごく僅かしか認定されない『優良申告法人』の表敬を初めて受け、4期連続してその栄に浴しております。その他にも多数の鑑評会で評価を受けております。

失敗は恐れない。ただ消極的な失敗はダメ!

現状、日本酒はどんなに機械や技術が進歩してもボタン一つでおいしい酒は造れません。

毎年できる米も、醸す際の気温も、そもそも機械自体も癖があります。もちろんタンクや麹。工夫する部分をあげればキリがありません。

もちろん、その中で人の補助として機械を入れ人の負担を減らす工夫はしますが、少しいつもと違ったことをするだけでもエラーだらけ。お酒は生き物なので簡単にはいきません。

その中で、技術者のレベルを上げていきながらも作るお酒のゴールはおいしいお酒ではない。行きつく先はキレがありクリアな酒で「いつまでも飲み飽きない酒」です。

どんな時でも選んでもらえる。飲み飽きない酒を造るためには、失敗を恐れず。ただし自分たちらしい蔵の味を守った挑戦を続けていく必要があると考えています。

酒豪にこそお勧めしたいお酒です

昔から、毎日飲んでお酒を楽しんでいる人たちに、いつでも安心して沢山飲めるお酒を造る蔵です。

誤解を恐れずに言うと「酒豪にこそお勧めしたいお酒です。」昔から地元で「飲み飽きない」お酒を造ってきましたので1杯と言わず1本。もっと言うと1本飲んで判断するのではなく、季節や食事の変化に合わせて折に触れて試してみてください。

毎日お酒を飲む。楽しんでいる方ほど毎日安心して【これ!】と決めて飲める日本酒を探していらっしゃると思います。「北光正宗」は現代の全国にいる酒豪の皆さんへ「おれ・私の酒」と呼ばれる存在になりたいと思っています。

お酒を飲むと言う事は楽しむこと。毎日飲みたくなるお酒。それはお酒を通して毎日を楽しく和やかな生活をお手伝いできるお酒だと思いこれからも酒造りを続けていきます。

角口酒造店のご案内

営業時間

9:00~18:00

アクセス

電車

JR戸狩野沢温泉駅より車で3分、徒歩約15分

上信越自動車道 豊田飯山ICより20分

アクセスマップ

角口酒造店での取り扱い商品

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