舞姫

日本酒の価値を知ってもらいたい。伝統と革新の酒造りを長野と東京2つの土地から発信する酒蔵

〒392-0004 長野県諏訪市諏訪2-9-25

諏訪五蔵の一角を担う、諏訪の豊かな自然と風土に恵まれ伝統に磨かれた技と真心を醸す

周囲を北東にかけては八ヶ岳に連なる山々、南西にかけては南アルプスに連なる山脈に囲まれ、それらの山々と諏訪湖の影響を受ける諏訪地方。

諏訪地方は水が豊富で、中山道の下諏訪宿があり物流が行き来しやすいことなどから江戸時代から醸造業が盛んに行われてきました。

その中でも諏訪市の甲州街道沿い、わずか500mの間に5軒の酒蔵が立ち並ぶ一帯があります。

同じ霧ケ峰の伏流水を仕込み水に使いながら、それぞれに特徴のある個性豊かな酒を醸し続けてきたその5つの蔵は、「諏訪五蔵」と呼ばれるようになりました。

その五蔵の一角を担うのが舞姫です。舞姫がこの地で酒造りを開始したのは1894年。元々は味噌や醤油を醸造していた本家から分家する形で酒造りを始めたのが舞姫酒造の始まりだそうです。

水は美しい大自然が息づく霧ヶ峰高原を源とする清冽なる伏流水。顔の見える酒造り行い、甘・酸・渋・辛・苦の五味が程良く調和した旨口の日本酒造りに日夜励んでいます。

出来上がったままの状態でお客様に届けたい。貯蔵方法の追及に込めた想い

水や米にこだわって造っているのはもちろん、現在一番力を入れているのは、出来上がったお酒をいかに出来上がった状態に近いものでいかにお客様に届けられるかということ。そのために貯蔵方法を見直しました。タンクに貯蔵するのではなく、一升瓶に貯蔵することにより、酸化を抑え、冷蔵庫で管理が徹底できるようになりました。また、瓶に貯蔵するのと同時に火入れ方法も見直し、熱によるダメージを極めて少なくすることにより常にフレッシュな状態で貯蔵することに成功しました。

また、品質管理と同時に大事にしているのが、多くのお客様に舞姫の味を知ってもらいたいということ。

「小さい蔵なので、まだまだ舞姫の銘柄を知っている人も少ないと思うんです。日本酒って色々な可能性を秘めている、それを伝える担い手でありたいんです。」と杜氏の磯崎さん。

第一歩として、オーナーが東京八王子在住であることから、長野の酒米だけではなく東京産の酒米を使用した「髙尾の天狗」シリーズの商品化や地元でしか飲めない舞姫の地酒と八王子や長野県産食材を使った料理を楽しめる飲食店「蔵人 舞姫」を出店。また、八王子にオフィスと酒蔵を構えるなど他県でも舞姫の味を楽しんでもらえるように日々試行錯誤を続けています。

蔵人、そして酒米農家を守るために、努力を続けていきたい

醸造方法のアップデートと共に進めていきたいのは働きやすい環境づくりです。

現在、諏訪蔵の副杜氏は女性なんですが、やはり男社会という部分も多くて、そこを変えていければと思っています。

技術的なところ、機械的なものを入れ替えることで、新たな酒造りにもつなげていって、女性でも働きやすい環境づくりを進めていきたいと思っています。

それが新しい飲み手の開発にもつながっていくのではないかと感じています。

すでに副杜氏が作った「PRINCESS TIME シリーズ」という女性のためのお酒を展開したりしているので、そこから裾野が広がってくれればうれしいです。



また、残念なことに高齢化などで日本酒造りには欠かせない米の作り手がどんどん減っています。

その問題も考えていかなければならないと思います。米作りの労力を減らす栽培方法に切り替えたり、米由来の有機肥料を使用することにより、

より良いものを回数を減らして使用することで農家の方の体の負担を減らす努力などを模索し努力を続けていきたいと思っています。

おすすめの商品

猫好きの人にはたまらないかわいいラベルの「信州ねこ正宗 SHIRONEKO」。

白猫のクールなイメージに合わせ、スッキリとした味わいで冷やで美味しい日本酒に仕上げました。幅広いお料理に合わせやすく、飲み飽きしません。

お酒好きな女性へのお土産にもピッタリです。

同じくかわいいハチワレ猫のラベル「信州ねこ正宗 HACHIWARE」もあります。



酒類区分:純米吟醸

アルコール分:15度

原料米:非公開

精米歩合:59%

舞姫のご案内

営業時間

9:30~17:00(年末年始定休)

アクセス

電車

舞姫諏訪蔵:JR上諏訪駅から徒歩7分

舞姫諏訪蔵:中央道諏訪ICから国道20号経由5km10分

駐車場

普通車4台

アクセスマップ

舞姫での取り扱い商品

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