松葉屋本店

感謝を表現し、長野の長い宴会でも飲み飽きない酒。

〒381-0201 長野県上高井郡小布施町大字小布施778

地域と共に歩んだ北信流

江戸時代に創業し明治初期に現在の小布施に移転して以来地域に寄り添う酒造りを続けています。

外観でひときわ目を引くオレンジ色のレンガ煙突。この煙突は数年前まで薪で酒米を蒸していた名残です。



町のシンボルとして煙突だけではなく、観光の一環として蔵の中を歩いて、見て、試飲して楽しめるように敷地内の整備も行い、地域のイベントにも積極的に参加をする事で、お酒を通して地域の交流をに貢献してきました。



これは代表銘柄の「北信流」の名前の由来でもある感謝の表現につながっています。北信流は北信地方に伝わる宴席での中締めの儀式です。

祝いの席での感謝の意を表して献杯。昨今では会合の数が減りつつありますが、会合での意見のぶつかり合いもお酒で気持ちをリセットしたうえでけじめをつける為に行われてきました。

「北信流」にはお酒の習慣で人の縁、関係性を良くしたいと言う想いも込められています。

ゆっくり楽しむ。温度でも楽しむ

毎年米、仕込みの水も酵母も変わります。米自体が違うので同じ酒ができるわけはないですが、米の旨味、水の旨味、醸した時間の全てを掛け合わせて北信流の旨味が出来上がります。

正統派な日本酒なので食中酒として料理に合わせていただきたい。その上で温度が上がるにつれより甘味が増してくるので、最初は軽く冷やして徐々に常温に戻る中で感じる味の変化と、食事との相性を楽しんでいただく事で、長い宴席で飲んでいただいても途中で飲み飽きず席の最後まで旨味を感じていただけます。



北信流は通常より長く保管することで味、キレがよくしっかりした味わいのお酒になります。米の旨味もしっかり出てきます。

酒は瓶の中でも熟成が進みますので開栓前に天地返しをして味をなじませたり、ワインなどでは馴染みがありますがデキャンティングの様に、開栓後の新しい空気を入れ触れさせることで風味に変化が起こります。もちろん開栓後に長期保存すると風味が飛びますので2-3日の間でお楽しみください。

同じ米でも解釈の違いで楽しむ

同じお米でも酒に出来上がる工程で、いろんな解釈ができますが北信流の純米酒は辛口です。

日本酒はお米の違いでも味を作っていますが、酵母やお米が熟成する時にお米の味が引き出されます。その上で、旨い米は酒に味が乗りやすいですが、飲み続けられるお酒を意識して味を乗せすぎず、キレを大切に味を造っています。



使用するお米は、長野県産米の金紋錦、美山錦はキレがよく食中酒としても人気があります。山田錦は旨味が後を引く味でインパクトがあります。

これらの米を硬度120の水で発酵させることで長期熟成に対しても強いお酒が出来上がるのです。

よりよい酒造りを目指します

北信流の中でも特に華やかな香りがある赤金は日本酒初心者から普段から愛飲されている方までお勧めです。

北信流はそこまで数を多く作っていないお酒ですので、目に留まって気になっていただけたなら、その時に是非お試しください。

よりよい人間関係をお酒の力で作るお手伝いをいたします。



酒類区分

純米吟醸

アルコール分:16度

原料米:美山錦、山田錦

精米歩合:59%

松葉屋本店のご案内

営業時間

9:00~18:00 定休日:元旦

アクセス

電車

小布施駅 徒歩7分

小布施スマートIC 約10分

アクセスマップ

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