酒千蔵野

心の底からうまい酒を生み出す「心の酒造り」
信州・長野県で最も長い480年もの歴史と伝統を守る
女性杜氏 「千野麻里子」の心をこめた逸品

〒381-2226 長野県長野市川中島町今井368-1

信州・長野県最古の蔵元に460年以上湧き出す「水」の恵み

酒千蔵野は、天文9年(1540年)創業した長野県長野市川中島町の酒造。

480年もの歴史と伝統を誇り、全国で7番目に古く、信州・長野県最古の蔵元です。

かの武田信玄公も千野の酒を口にしたという逸話が有名です。



酒千蔵野の酒造りを支えている大事なものの一つに「水」があります。水の良し悪しは、酒の味わいに大きく影響するもの。 酒千蔵野がある川中島町(長野市)は、古くから、肥沃な土壌と豊富な水で酒造りには最適な地でした。

その特徴は善光寺平(長野盆地)に広がる北アルプスを源流にもつ「犀川」と、八ヶ岳を源流にもつ「千曲川」に囲まれた扇状地ということ。千曲川と犀川の豊かな伏流水が蔵の中にある井戸から460年以上も湧き出しており、それを仕込み水として利用しています。

女性杜氏 「千野麻里子」が心を込めて造る「心の底から旨い酒」

酒千蔵野は女性杜氏が活躍する酒蔵としても有名です。

「杜氏(とうじ)」とは、酒蔵で日本酒を醸造する最高責任者のことで、杜氏を女性が務める場合は「女性杜氏」と言われます。

江戸時代は酒造りが女人禁制とされており、酒蔵は女性が入ることすら許されることのなかった、蔵人たちにとっての聖域でした。そのため、酒造りの世界は長らく男性社会となっていたのです。



そうした歴史を変えた女性杜氏の第一人者が、酒千蔵野の杜氏 千野麻里子さんです。



蔵元の一人娘として、東京農業大学にて醸造・微生物学を学び、その後国税庁醸造試験所で2年間の研修を経て、日本酒の魅力を覚えて長野に帰郷。

杜氏就任2年目にして関東信越国税局酒類鑑評会で金賞を受賞したのをはじめ、数々のコンクール、品評会で栄誉ある賞を受賞しました。



酒千蔵野は長い歴史をかけて「心で醸す酒」「心が感じる酒」にこだわり、守り続けています。

お酒にはそれぞれ個性があり、毎日その表情を変えることから、良いところを引き出し、悪いところを直すように導いていく必要があります。

「杜氏は酒を育み、一人前として送り出す、学校の先生のような存在に似ています」と話す千野さん。

愛情と厳しさで、日々「心の底からうまい酒」と真剣に向き合っています。

「ひとつ上のランクのお酒」をリーズナブルな価格で

千酒蔵野では、代々築き上げてきた味の「桂正宗」と、若い層に向けた新しい味を二本柱にして、地元の酒米を使い、文字通り「長野で生まれ育ったお酒」 を提供しています。

新しい味の一つには、普段あまりお酒をお召し上がりにならない方にも楽しんでいただける、フルーティな「幻舞」があり、主に首都圏に向けて出荷しています。



酒千蔵野の伝統技術は最先端の裏付けを得て進化しています。

醸造とは自然の営みであり、機械で置き換えることは到底できません。

未来の酒造りにつながる工程は、伝統技術に息づく手法の中にこそ見出すことができるのです。



日本酒造りには同じ味をつくり続ける難しさと、新しい味をつくる楽しさがあります。

時代の流れに合わせて気候・季節を読みながら、一切手を抜くことなく「ひとつ上のランクのお酒」をリーズナブルな価格で提供していきたい。それが酒千蔵野の願いです。

最高金賞を多数受賞、リピート率1位、圧倒的な支持を得る「川中島」

にごり酒「川中島」は、酒千蔵野全体の出荷数のうち三割程を占めており、地元で圧倒的な支持を得ているリピート率No1の人気商品です。



にごり酒とは日本酒を絞る際に粗目の布などを使い、あえて澱(おり)を酒の中に残したもので、 澱は瓶の下に沈殿して2層になっています。



米本来の旨味や芳醇な香りを存分に味わうことができるため、日本酒ファンに根強い人気のある商品です。



にごり酒といっても数多くありますが、この「川中島」は一味違います。

長野県産の美山錦という酒米を65%まで磨き、純米酒として仕上げたこだわりの逸品となっています。



もろみを丁寧に裏濾したにごり酒で、甘みと米の旨味が感じられる濃厚な味わいが特徴。



その見た目通りトロリとしており、まろやかな口当たりが飲みやすいと評判の一品です。

酒千蔵野のご案内

営業時間

9:00~17:00(第二土曜日、日曜日、祝日を除く)

アクセス

電車

JR今井駅から徒歩3分

上信越自動車道 更埴ICから約20分

駐車場

広い駐車場がございます。

アクセスマップ

酒千蔵野での取り扱い商品

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