信州東御市振興公社

クラフトビール界に新旋風を巻き起こす!オラホ(わたし達)のビールを全国に

〒389-0505 長野県東御市和3875

町おこしがきっかけで誕生! 「オラホビール」の始まりは湯上りに楽しめるビール

オラホビールの創立は1996年。長野県では2番目に歴史のあるブルワリーです。



母体である株式会社信州東御市振興公社は第3セクターで、市の委託管理事業として温泉施設や物産ショップなどを運営しています。その中でビール工場は唯一、会社独自の部門。当初、町おこしのために湯上りで楽しんでいただくビールを自分たちで提供しようと、醸造を始めました。



工場のある東御市は、全国有数の日照時間、水はけの良い土地、昼夜の大きな寒暖差、そして乾燥した気候といった条件が重なり、昭和40年代頃まではホップ栽培の盛んな地域でした。



オラホビールでは2010年よりホップの自社栽培に着手し、現在はホップの産地として有名なアメリカ産やヨーロッパ産の品種を中心に4種類を栽培。同じ品種でも、日本産ホップは比較的穏やかで上品な香りが特徴。様々なビールとの相性を見極めつつ、一部のビールには自家栽培ホップを使用して醸造を行っています。

「これが私たちのビール」という思いを込めて

オラホビールの「オラホ」とは「私たちの〜」「おらのほう」という意味で使われる地元の方言で、「これが私たちのビールです」という思いが込められています。オラホビールが、チームとして大事にしているのが、「ビールのアイデアは誰が出してもいい」ということ。

「We jam out the beer like a band !!」音楽をかなでるようにセッションしようという意味を込め、「一人ひとりの良さを集めて、ひとつのチーム、いいビールを奏でていこうよ」という思いのもと、チーム全員でビール造りを楽しんでいるのだとか。テーブルで顔を突き合わせてテイスティングしながら、原材料のバランス、ホップの使い方についてスタッフで協議して決めることも多く、だからこそ自分たちみんながおいしいと思えるものを売り出すことができるのです。

またイベント等に出店した機会にいろいろな人やモノに触れることでレシピが広がることも多く、持ち帰った情報を共有することで新しいアイデアとして日々発展させています。

「ブームから文化へ」いつも飲むビールとして日本中に広めていきたい

ヘッドブルワーの山越卓さんは「もっと大きく、もっと日本中にオラホビールを広めていきたいですね。お土産ビールの次のステップとして、いつも飲んでいただけるビールにしていきたい。また大手メーカーさんに追いつき追い越すためにも、スーパーやコンビニでの露出にこだわり続けています」と、これからのオラホビールについてに語ってくれました。また価格についても「安売り前提ではなく、まず手に取ってもらうための価格設定にしています。皆さんの手に取りやすい価格、場所にこだわって販売していきたいですね」と言及。

いろいろな考え方やスタンスがある中で、世の中にクラフトビールという選択肢を広めることを第一に考え、またお客様の身近なビールであることを目指して、多くのスタイルや味わいを伝えていく。その上でもちろん、自社のビールが選ばれることを目指す。それがオラホビールがビールに向き合う姿勢なのです。

全国進出の立役者!クラフトビール界にインパクトを与えるキャプテンクロウ

オラホビールが缶ビールの販売を開始した97年当時、まだ設備が揃っていなかったことから要冷蔵の商品しか製造できず、地元中心の消費に。しかしいずれは自分たちの設備で常温販売可能なビールを製造し、販路を拡大したいという思いは強かったそう。



そうして2014年に常温保存可能な商品として誕生したのが『キャプテンクロウ エクストラペールエール』。見た目から味わいまで攻めに徹したこの商品はやがて流通業者の目にとまり、全国へと販路を拡大することとなります。



クラフトビールは発泡酒と酎ハイなどに近い場所に陳列されることが多く、それらはカラフルでキラキラしたものが主流。『キャプテンクロウ』は商品開発の過程からデザイン性を重視したことで、埋没することなく手にとっていただけるものとなりました。

『キャプテンクロウ』のラベルに描かれたキャラクターのモデルは八咫烏。オラホビールのある東御市は非常に日照時間が長く晴天率が高いことから、太陽の使いとされる八咫烏をモチーフにしたのだとか。

また当時は食品のパッケージに青色を使うケースはほとんど見られなかったそうですが、大海原をイメージした色味を採用し、キャプテンクロウが力強く進んでいくという商品コンセプトを打ち出しました。キャッチコピーは「尋常じゃないホップアロマを体感!!」。香り、味わいとも非常に力強く、全国進出の立役者となった商品は2024年に10周年を迎えます。

信州東御市振興公社のご案内

アクセス

電車

しなの鉄道 田中駅または大屋駅からタクシーをご利用下さい

東部湯の丸ICから浅間サンライン(県道79号)を上田方面へ湯楽里館入口信号を右折

駐車場

約150台駐車可能
第1駐車場 普通車専用
第2駐車場 大型バス駐車可能

設備

ワイン&ビアミュージアム
温泉施設(露天風呂・大浴場・ジャグジー・サウナ・イベント風呂)
物産ショップ
無料休憩所

アクセスマップ

信州東御市振興公社での取り扱い商品

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