信濃ワイン

日本のワイン黎明期から本場のワイン造りと日本のブドウ造りを支えてきた老舗

〒399-6462 長野県塩尻市大字洗馬783

大正5年から続くブドウの産地

信濃ワインのブドウつくりは大正5年に自社畑へ植え付け栽培を開始したことから始まります。

当時は高度経済成長期故、ブドウ栽培を専業にしていた訳ではありませんでした。また、果実から造ったお酒がない時代だったため、ジュースやワインを試験的に販売を開始したところ徐々に販路が広がっていきました。

この頃から地域をブドウの産地にしたいという想いも強まりワインの製造に力を入れていくこととなります。

当時の日本には大きく分けて「甘味葡萄酒」と「生葡萄酒」と言う2つのジャンルに分かれていました。当時国内で人気があったのは「甘味葡萄酒」。しかし本場の海外で出されているワインは「生葡萄酒」。もちろん現在の日本でワインとして販売されている物とは大きく異なる飲み物だったので信濃ワインは本物のワイン「生葡萄酒」を国内で作って広めたい。本格的な日本のワインを造ると言う事は、日本のブドウで造る事。と国内で育てたブドウしか使用しないワイン製造をしていました。

昭和40年代に入るとスキーブームや東京オリンピックでの訪日観光客に増加に合わせてワインブームが起こりました。この時に訪日観光客から見た「甘味葡萄酒」はワインではなく、この時本物のワインを造って提供することの大切さを改めて感じるきっかけとなり今日における信濃ワインのワインづくりにつながっていくのです。

海外で学び日本で発展させた国産ワイン

(2023年時点)現代表である塩原悟文氏はミシガンの大学で本場のブドウの育て方と本物のワインの作り方を学び地元の塩尻に持ち帰ってきました。

そして、1993年から数々の国際ワインコンクールで入賞し、国産ブドウによる日本ワインが世界に通じると証明し続けてきたのです。

現在は、エノログ(日本語名称:ワイン醸造技術管理士)としてもワイン造りを広める傍ら、国内のワインコンクールでも数々の賞を受賞。長野県のブドウ、ワインを普及に努めています。



また、長い年月ブドウを育ててきた塩尻の環境と、国内外のブドウの産地を実際に見比べた場合にも、塩尻の標高700-750m、内陸性盆地気候が朝晩と日中の温度差を産み色づきと熟度に良い影響を与えており、塩尻のブドウはとっても品質が良く育ち、そのブドウで造った長野のワインはやはりおいしい物ができるのです。

そんな土地の特徴がしっかり出た「個性豊かな大地の恵み」であるワインを是非お試しください。

ワインの正しい楽しみ方を広げていきたい

元々、ワインに限らずお酒は自由に楽しく飲んでいい物です。

しかし、ワインにはワイン独自の楽しみ方もあります。分かりやすいのが料理との食べ合わせ。マリアージュと言う言葉は知らない人も少なくなってきているのではないでしょうか。

国産ブドウで造った日本のワインは土地・水・造りが日本の物なので和食に合わせやすいです。今回のラインナップでは氷結ワインである「赤の輝石」は甘口なのでスイーツなどと合わせてもおいしいワインです。



また、ワインは気分でも楽しんでも楽しみ方が変わります。気分が落ち込んでいるときに重たいワインはきっともみ切れないはずです。ですが軽やかな香りと甘味のあるワインなら、そんな気持ちを慰めてくれるかもしれません。もちろん仲間と楽しむときには味のしっかりした重めのワインで肉料理もいいですね。

どんな気分の時でもワインは、その時を楽しく過ごすための最高のパートナーとして皆さんの傍に寄り添ってくれます。

華やかな香りで長野の風土を感じてください

今回のラインナップ中でも使用している、アメリカ系のブドウ「ナイアガラ」と「コンコード」は味がしっかりしており、香りが華やかなワインに仕上がります。国内でもこの品種を使ってワインを造っている所は珍しいですが、長野県塩尻の風土と合わさった信濃ワインをお楽しみください。



■赤の輝石

酒類区分:氷結ワイン(デザートワイン)

アルコール分:9%

品種:コンコード





■フィーヌ・ブランデー原酒

酒類区分:ブランデー

アルコール分:38%

品種:ナイアガラ

信濃ワインのご案内

営業時間

9:30~16:30 年中無休 12月31日~4日休業

アクセス

電車

最寄り駅:塩尻駅
駅からは、タクシー6分または地域振興バス(平日のみ運行)をご利用下さい。

塩尻ICより車で約20分

アクセスマップ

信濃ワインでの取り扱い商品

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