長野のお土産はお酒で決まり!地元民も一押しの日本酒をご紹介します
日本酒の銘柄で選ぶ
「日本酒を贈るなら定番銘柄を選びたい!」と考えられる方も多いはず。そんなときは定番と言える日本酒の銘柄を押さえておけば間違いないでしょう。
長野県で人気の定番銘柄を3つご紹介していきます。
- 真澄(ますみ)/宮坂醸造
- 大雪渓(だいせっけい)/大雪渓酒造
- 信州亀齢(しんしゅうきれい)/大澤酒造
真澄(ますみ)/宮坂醸造
真澄は1662年に醸造を開始した歴史ある酒蔵、宮坂醸造によって造られる日本酒です。「真澄」という名称は江戸時代後期から使われており、現在でも多くの人に認知されている有名な銘柄です。
伝統的な作業と豊富な水源によって造られる真澄の味わいは「質実剛健」と表されることが多く、バランスの取れた味わいとして人気を博しています。現代、日本酒造りの現場において最も多く利用される7号酵母が採取された場所でもあり、日本酒ファンの間でその名を知らない人はいないでしょう。
日常的に飲めるものから、特別なシーンでのお酒まで幅広い場面に対応できる銘柄です。
大雪渓(だいせっけい)/大雪渓酒造
大雪渓は1898年に醸造を開始した、大雪渓酒造によって造られる日本酒です。
北アルプスを間近に望む安曇野の地で、「毎日の食卓で楽しめる酒」をコンセプトにした酒造りを行っています。高価な酒は美味しくて当然という考えから、比較的リーズナブルで商品にも手を抜かないことを大事にした酒造りが有名。価格帯も幅広く、高額商品も多数取り扱っています。そのため、贈るシーンに応じ、適した日本酒が選べるでしょう。スッキリとした味わいはどんな料理とも合うため、毎日の食卓をより華やかに彩ってくれます。
信州亀齢(きれい)/大澤酒造
信州亀齢は1665年に醸造を開始した大澤酒造によって造られる日本酒です。長野の名物である蕎麦に合うように造られたお酒であり、軽快でスッキリとした酒質が特徴。長野の米と水を大切にした醸造プロセスを徹底しており、その品質の高さから全国に根強いファンがいる銘柄です。中にはフルーティーな香りを楽しめるものもあり、日本酒に慣れていない方でも美味しく楽しむことができるでしょう。
日本酒の種類で選ぶ
日本酒は同じ銘柄名であっても、その種類によって味や価格が異なります。「一体どれを選べば良いのか分からない」と迷われた際は、「特定名称酒」に分類される商品から選択してみてはいかがでしょうか。それぞれ味わいに違いがありますので、種類別に紹介します。
吟醸
吟醸とは、「米、米こうじ、醸造アルコール」を利用して造られ、米の精米歩合が60%以下の日本酒を指します。ふんわりと穏やかなフルーツのような華やかな香りが特徴であり、すっきりと飲める軽やかさがあります。お手頃な価格で美味しい日本酒を探す場合に最適な選択肢となるでしょう。
大吟醸
大吟醸とは、「米、米こうじ、醸造アルコール」を利用して造られ、米の精米歩合が50%以下の日本酒を指します。吟醸と比較してもフルーティーで華やかな香りが強く、味わいもよりスッキリと綺麗な印象を受ける傾向にあります。お酒のコンテストに出品されることも多く、紛れもなく最高クラスの日本酒と言えます。
純米
純米とは、「米、米こうじ」のみを利用して造られ、米の精米歩合の指定はありません。一般的に口にするお米の精米歩合は90%前後ですが、同様の数値で造られる純米酒も存在します。精米歩合が高いほど味わいは豊かになり、より米由来の芳醇な味わいが強調されます。
純米吟醸酒
純米吟醸酒は「米、米こうじ」を利用して造られ、米の精米歩合が60%以下の日本酒を指します。米だけで造られているため米由来のふくよかさ、まろやかさが強調される傾向にあります。香りの面でもフルーツを連想させる甘い香りもあり、男性はもちろん女性にも喜ばれるお酒です。
純米大吟醸酒
純米大吟醸は、「米、米こうじ」を利用して造られ、米の精米歩合が60%以下の日本酒を指します。大吟醸と同じく、日本酒のスペックの中では最高クラスに位置づけられています。
そのため価格も高い傾向にあり、お祝いの場などにもふさわしいでしょう。米だけで造られているため、綺麗な味わいの中にもふっくらとした柔らかさが感じられます。
特別純米酒
特別純米酒とは、「米、米こうじ」を利用して造られ、精米歩合が60%以下もしくは特別な製造方法を明記する必要がある日本酒を指します。「特別」という名称には明確な決まりはなく、基本的には製造元の商品の中で特別であれば、この種類に分けられることが一般的。
豊かな米の旨味を引き立てながらも、吟醸香やフルーティーな香りが程よく感じられるバランスのとれた味わいを持っています。そのため、日本酒初心者から上級者まで幅広い人々に楽しまれるお酒です。
本醸造酒
本醸造酒とは、「米、米こうじ、醸造アルコール」を利用して造られ、精米歩合が70%以下の日本酒を指します。一般的には辛口傾向になるため、食中酒として飲みやすいものが多くなります。どんな料理にも合いやすいお酒ですので、プレゼントした方と一緒に食卓を囲む場合や、好みの料理が分からないときでも安心して渡せるでしょう。
日本酒の味わいや好みで選ぶ
日本酒は飲んで楽しむもの。そのため、贈る相手が好きな味わいのもので選ぶと喜ばれるはずです。
一般的に日本酒は「甘口」と「辛口」という2種類に大きく分類されます。この2つは日本酒に含まれている糖分量に応じて変化します。そして、この糖分量を一目で見分ける方法が「日本酒度」と呼ばれるものです。
日本酒度では0を基準にプラスに向かうと辛口、マイナスに向かうと甘口であると判断されます。一般的に、同じアルコール度数の場合、日本酒度による分類は以下のようになっています。
- -3.5から-5.9が「甘口」
- -1.5から-3.4が「やや甘口」
- +1.5から+3.4が「やや辛口」
- +3.5から+5.9が「辛口」
上記以外の数値も数多く存在しており、それぞれの数値に向かうほど甘辛の傾向が強くなります。味わいで選択する際の参考にしてみてください。
甘口でおすすめの日本酒
甘口の日本酒は多数存在していますが、中でも「純米 藤村のにごり酒」がおすすめです。
1681年創業の千曲錦酒造が手がけるにごり酒は、トロっとしたお米の甘みと旨味が特徴。通常の日本酒は透明で澄んでいるイメージが強いですが、にごり酒は酒造りに使用したお米をそのまま残して商品化されます。そのためまろやかな口当たりがありながらも、後味にスッキリとしたキレを楽しむことができます。
辛口でおすすめの日本酒
辛口の日本酒としておすすめしたいものが「七笑 辛口純米酒」です。
1892年創業の七笑酒造が手掛ける辛口純米酒は、コクとキレを感じられる豪快な銘柄。冷やして飲めば辛口らしいキレの良さが際立ち、お燗にすれば米本来の旨味がふんわりと広がります。日本酒度は+8であり、一般的な銘柄と比較しても辛口です。
食事との調和を気にせず楽しめる辛口酒は、日本酒愛好者の間で高い人気を得ています。
高級感のあるビジュアルで選ぶ
日本酒のラベルは蔵によって個性豊かであり、値段に比例して使われる材質も高級になる傾向があります。伝統的な和紙が利用されるだけではなく、ボトルが木箱に入っていることも少なくありません。
「実際に飲んでみないと味もわからない」
「店頭で数値だけを見てもイメージできない」
日本酒のプレゼントを選ぶとき、酒屋さんで上記のように思われる方は多いでしょう。そんなときは、ラベルや箱も加味したビジュアルで選んでみることをおすすめします。
美しく包装された日本酒は、見た目にも華やかであり、贈られた相手も最初の印象で喜びを感じてもらえるでしょう。特に、お世話になった人、記念のプレゼントなどには高級感のあるビジュアルが印象的な日本酒を贈りましょう。
製造元が丹精込めたお酒が多いので、味わいという面でも自信を持ってプレゼントできるはずです。
神渡 純米吟醸 Pétillant【720ml 2本ギフト箱入】
日本酒は製造時、アルコールと同時に炭酸ガスを発生させます。「神渡 純米吟醸 Pétillant」はその炭酸ガスを残した状態で出荷される銘柄であり、飲んだときにシュワシュワと弾ける感覚が特徴的。
720mlが2本、ギフト箱に入ったこちらのセットは見た目にも華やか。本来、蔵でしか味わえないフレッシュな風味も贈り物に人気のポイントです。
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信州舞姫 純米大吟醸 桜楓【袋搾り中取り原酒 桐箱入り】
日本酒の原料である米の中でも、兵庫県産の山田錦は最も高級なものとして位置づけられています。こちらの「信州舞姫 純米大吟醸 桜楓」は兵庫県山田錦だけを使った銘柄であり、華やかでフルーティーな香りが特徴的。味わいも上品でありながらも落ち着いた米本来の旨味、ふくらみが一体となった非常に贅沢なものになっています。
袋しぼりと呼ばれる手間ひまかけた作業は、高級酒にのみ利用される手法。日本酒に引けを取らない上品なデザインのラベルと桐箱は、贈った瞬間にその優れた品質が伝わることでしょう。
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長野の地酒はワインやビールもおすすめ!
長野は広大な県域と高い標高を活かして、多彩なお酒が製造されています。日本酒に限らず、ビールやワインなども全国的に名高い品々が充実しています。
近年クラフトビールと呼ばれる、醸造元の個性を活かした商品が人気を博しており、中でも長野県軽井沢の「ヤッホーブルーイング」は全国的にも有名です。クラフトビール市場を牽引しているといっても過言ではなく、ビール好きにはたまらない商品がたくさんあります。
ワインに関しても、全国でもトップクラスの環境が整っており、今やヨーロッパワインに劣らない品質のワインが数多く醸造されています。雨が少なく日照時間が長いという長野の特徴は、フランスの有名産地に近い気象条件をもっています。ワイン好きな方を満足させる商品が見つかるでしょう。
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