橘倉酒造

時代を超え、国境を越え、人々をつなぐ和の酒

〒384-0301 長野県佐久市臼田中町653-2

300年以上にわたり、歴史と文化が織りなす日本酒の味わい

橘倉酒造は、江戸時代の元禄9年(1696年)に村内で酒屋を営んでいたという記録があり、享保5年(1720年)には酒株の受渡しを行った古文書が残っています。このように、橘倉酒造は日本でも非常に古い歴史を持つ酒屋の一つで、300年以上にわたる歴史を誇ります。



橘倉の歴史は、地域とその中で培われた民権という2つの要素から成り立っており、古文書からもこの特徴的な結びつきが読み取れます。また、明治初年に自由民権運動で全国を遊説した中江兆民が、橘倉で過ごした際に「民重きを為す(民為重)」という言葉を遺したこともあります。



橘倉の歴史は、日本の経済、文化、政治における重要な一部分を伝え、その価値を発信し続けています。

古代から続く日本酒の伝統と、自然の贈りものを大切に

橘倉酒造は、古代から受け継がれてきた日本酒の文化を大切に、元禄時代から酒造りに専念してきた伝統ある酒蔵です。先人の技と情熱を受け継ぎ、愛飲家の期待に応えることで、300年以上の歴史を持つ伝統を守り抜いてきました。



佐久の風土は酒造りに適しており、清冽な水と豊かな米を用いて酒を醸造しています。酒造りは産業製品ではなく、自然と微生物(麹菌と酵母菌)の相互作用から生まれる「自然の贈り物」であると信じるため、機械化や合理化に進化するなかで、伝統的な製法と加工を尊重しています。



橘倉酒造は米作り農家と協力し、製法と純粋な伝統を尊重して美酒を醸造。歴史と文化を次世代に伝えつつ、自然と人間の共同作業が生み出す一滴一滴に、造り手の情熱を注いでいます。

酒造りの伝統を守り、おいしい日本酒を提供し続けます

先人の志と技を受け継ぎながら、日本酒の品質向上と伝統の維持に努めてまいりました。酒造りには多くの手間や工程がありますが、それがおいしい日本酒を生み出すための必要な過程となっています。これからも伝統の酒造りを守りながら、より多くの人々においしい日本酒を提供していきたいと考えています。

「日本酒本来の味を追求」雑味の無い豊かな味わいの日本酒

代表的な日本酒、『菊秀 純米酒』は、日本酒の本質的なおいしさを極めた逸品。長野県産の酒米「美山錦」を100%使用し、橘倉酒造の敷地内を流れる高品質な軟水と絶妙に組み合わせることで、お米の優しい旨みと程よい酸味が調和されています。雑味のない清らかさと、軽やかながらもコクのある味わいが、飲みやすい日本酒として親しまれています。

橘倉酒造のご案内

営業時間

直営ショップ「酒楽」10:00~17:00 定休日:水曜日

アクセス

電車

JR臼田駅 徒歩約20分

佐久南ICより約10分

駐車場

あり

アクセスマップ

橘倉酒造での取り扱い商品

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