西尾酒造

現存する木曽谷最古の造り酒屋の酒。清酒「木曽のかけはし」

〒399-5502 木曽郡大桑村須原893

山と共に歩んできた酒蔵

江戸時代、檜の御用林があった木曾谷で尾張藩の材木入札取締役や、中山道・須原宿にて庄屋・問屋・脇本陣を務めた側ら、酒造業も営んでいました。

その名残は蔵の代表銘柄の一つ【杣酒】に見られます。杣人とは山仕事に従事する人たちの名称であり、山の仕事は重労働で危険も伴う。その仕事の疲れを癒し、山の木々や水と共に過ごしてきた酒蔵ならではの名前でもあります。

但し、今回全国へ発送する関係から一度火入れしたお酒のみをご紹介しており【杣酒】は今回ラインナップには入っていません。

生酒のどぶろくである【杣酒】は是非、今回ご紹介する「かけはし」を試していただき、お酒と木曽の自然を感じたいと思っていただけた際に蔵までお越し頂ければと思います。

※写真は酒蔵の近くの木曽・妻籠宿

辛口酒好きの為の辛口

江戸時代は中山道の宿場町のため、地元の人だけでなく、杣人や、脇本陣に宿泊される人に提供されました。

昔から、かけはしは辛口のお酒と言われてきたため、今もその辛口の酒を、かけはしのお酒として守ってきております。



辛口を好きで通ってくださる人達の為、酒造り、味作りの芯を決め辛口ですっきりしたお酒を変えず酒造りを続けています。



親子三代かけはしのファンを名乗ってくださる方々や、かけはしの味を好きな方たちが蔵の下支えになってくださり、現代まで酒造りを続けて続けてこられました。そういうお客様の声に応えられる酒造り、いつの時代も求められる、「木曽のかけはし」らしい味わいをしっかりと残していきます。

木曽の自然を感じてください

お米の味とお水のバランスで、もっと良いお酒ができるように杜氏と共に考えることを持続させていきます。

気候の変化、特に温度の変化で今までの米・酒造りとは状況が変わってきています、そんな以前と違う部分も加味した上で。今までの味を守っていきます。



水に関しては、酒蔵のある「みなみ木曽」は県内有数の軟水の出る地で、そのきれいな水を使用しています。しかし、きれいな軟水はお酒を発酵させるのが難しいという点があります。毎年この水の特性と、その年の米の特徴との相性を考えて酒を仕込んでいますが、昔から山と共に歩んできた酒蔵としては今でも水(自然)と格闘しているような感覚で酒造りを行っています。



そんな、山の恵みをの詰まったお酒ですが、特別な時に飲むのでなく「あぁ。酒飲みたいな!」と思った時に、思い出して飲んでもらえるお酒を目指しています。飲みながら木曽の山々、自然を感じてください。

※写真は酒蔵の近くに阿寺渓谷

辛口を飲んでみたいと思っている方に飲んでもらいたい

「盆暮れ正月は純米大吟醸。」と酒蔵のファンにとっても年を越すためにはなくてはならないお酒。

普段のみなら、軽く燗することで米の上品で柔らかい香りも感じることができます。



酒類区分

純米大吟醸

アルコール分:15度

原料米:美山錦、山田錦

精米歩合:39%



江戸時代初期より300年以上の長い間、この緑豊かな木曽谷で酒造りを続けてこられたことは、大変光栄なことで、

長年のファンの声に支えられてきたこと、ご愛顧があることに感謝を忘れず、昔ながらの酒造りで、「かけはし」らしいと思わせる、すっきりと

辛口で、木曽の自然を感じるお酒とお届けしたと思っております。

西尾酒造のご案内

営業時間

月~金 10:00~17:00

土、日、祝日 10:00~16:00

定休日:不定休

※営業時間は季節や繁忙期等により異なりますのでご確認ください。

アクセス

電車

JR須原駅より車で2分

アクセスマップ

西尾酒造での取り扱い商品

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