長野銘醸
「月の都千曲」の豊かな自然の恵みから造られる安心安全の純米酒。医食同源の純米酒を信念に、体に優しく「本物の美味しさを追求する」歴史ある酒蔵
〒387-0023長野県千曲市八幡275
日本遺産「月の都」棚田で造られる名酒
長野銘醸は江戸時代前期、元禄2年(1689年)に長野県千曲市姨捨で創業し330年以上も酒造りを行う歴史の深い酒蔵です。
蔵を構える姨捨は、棚田が広がり七頭の名水と呼ばれる良質な水が湧き、自然の恵みに富んだ美しい土地です。姨捨の棚田は、ひとつひとつの水田に映る月が移り変わる様子を田毎の月(たごとのつき)と呼ばれ、松尾芭蕉などの有名な俳人が訪れて数々の句を残すほどに美しく、「月の都」として日本遺産にも指定されています。
江戸時代からこの地域は城下町の街道沿いの立地で栄えており沢山の人々で賑わう土地でした。姨捨は良質な水源地でもあることから米作りも盛んに行われていました。
長野銘醸は代々、七頭の湧水を汲み上げて仕込み水とし棚田をはじめとする水田で収穫した長野県産米を100%使用して「信州産の純米酒」にこだわって造られています。
更に創業当時より「日本酒を造る米を育てるための水」と「日本酒の仕込み水」は同じものを使用しています。良質な日本酒の仕込み水と同じ水を使用して作られた米は相性が非常に良く、まろやかな日本酒として醸されていきます。
飲む人の体に優しい「医食同源」の純米酒
「添加物を一切使用せず、安心安全の酒造りをする」という信念が歴史深く続いている長野銘醸。添加物のない自然から湧き出る良質な水、そして良質な水から育てられた長野県産の酒米を使用する日本酒に一切醸造アルコールは使用しません。自然資源の恵みを大切にし、酒を飲む人の健康を考えた長野銘醸だからこその自然の味わいが酒にもあらわれています。
長野銘醸15代目当主、和田直道さんは代表取締役でもあり医者でもあります。和田さんは、医者の観点から「仕込み水と同じ水を使用した米で造られた日本酒は悪酔いしない」と考え、酒を飲む人にとってより体に優しい酒を造ろうと、日本酒はすべて「純米酒」を造ることにし「医食同源」にこだわりを持っています。
長野銘醸は創業以来受け継がれている土地をそのままに、機械を使用することなく手造りで唯一無二の地酒を生み出しています。この伝統の製法を引き継ぎながら、現在は今の時代にマッチした日本酒を造るという新しい挑戦も行い、力を入れています。現代は多種多様な日本酒が増えてバリエーションが広がっています。若い人にも日本酒の良さを知ってもらえるように、原材料などの表示のわかりにくさを解消する取り組みを行ったり、どんな日本酒を飲んだら良いのか?という日本酒ビギナーの方に向けてラベルの工夫をしたり、クセがなく飲みやすい日本酒造りも積極的に行っています。
伝統の日本酒が好きな日本酒通の方にも、新しく日本酒を始める方にもそれぞれ最適なお酒を造り、今も幅広い年齢の多くのファンが長野銘醸の酒を手に取り、酒蔵に訪れています。
日本酒を通して世界の姨捨へ
長野銘醸は日本酒を海外にも出品し「日本の棚田、日本の姨捨」を「世界の棚田、世界の姨捨」へと広げるための取り組みを行っています。ワインの文化圏であるヨーロッパの人々にお米から醸された日本酒の味を伝え、「世界の姨捨」として評価され愛される日本酒を造りたいと考えています。その取り組みは少しずつ実を結び、2022年フランス・パリで開催された日本酒コンクール「Kura Master Paris 2022」純米大吟醸部門でプラチナ賞を受賞するなどの快挙を達成しました。姨捨、棚田の自然の恵みを活用し、「医食同源」にこだわり安心安全の信念のもと造られた美味しい純米酒が世界で評価され、地元姨捨や長野県、日本全国でも誇れる日本酒として世界に羽ばたく長野銘醸の「純米酒」となりました。
長野銘醸の杜氏、若林さんは、「もっともっと日本酒を日常で気軽に使ってもらえると嬉しい」と語ります。
現代は様々な味わいのある日本酒が増えていて、誰でも取り寄せやすく親しいものになっています。家族や大切な人たちと乾杯するときは日本酒で乾杯するなど、日本酒を気軽に楽しんでほしい。フランスの方が自国のワインを大切にしているように、もっと日本酒に対する誇りや愛着を日本人の方々にも持ってもらいたいと考え、日々美味しい酒造りを行い、若い人たちへ幅広く日本酒の良さを広めています。
食事を引き立てる絶品純米酒「姨捨正宗」
代表銘柄の「姨捨正宗」は、松尾芭蕉が俳諧紀行文「更科紀行」にて「姨捨の中秋の名月に酔いしれた」と著したほどの美しい土地姨捨を由来として「姨捨正宗」が造られました。江戸時代創業時からある伝統酒は「オバステ正宗」と表記され、昔ながらの味わいを楽しみたい方は「オバステ正宗」、伝統的な味わいながら日常酒から贈答酒まで幅広い味わいを楽しみたい方は「姨捨正宗」などと商品が幅広く展開されています。
「純米辛口 姨捨正宗」はオールシーズン召し上がっていただける、地元でも特に人気のあるお酒です。冷酒から熱燗まで幅広い温度帯で楽しむことが出来、春夏秋冬、あらゆる季節の食材に合わせてお楽しみいただけます。キレが良くシャープな味わいの酒のため食中酒が最適で、食事を引き立てながらも飽きが来ないで飲み続けられる逸品です。
「純米吟醸 姨捨正宗 月の都」は、歴史古くから棚田に映る名月で親しまれた土地柄から由来されて造られました。「ひとごこち」を全量使用し丁寧に磨き上げたその味わいは、軽快でキレが良く、心地よい香りを楽しんだ後、口に含むとふくよかな米の旨味が感じられます。ラベルデザインは月の都を冠する満月を美しく描き、上品なラベルと飲みやすさから女性ファンも多く贈答品としても多く選ばれています。
長野銘醸のご案内
営業時間
-
月~土:8:00~17:00
定休日:日、祝
アクセス
電車
JR篠ノ井線姨捨駅 タクシー約10分
しなの鉄道屋代駅 タクシー約15分車
更埴ICより約20分
姨捨スマートICより約10分
駐車場
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なし
アクセスマップ
長野銘醸での取り扱い商品
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純米吟醸 姨捨正宗 月の都
販売元:No reviews日本酒純米吟醸酒濃醇甘口常温冷通常価格 ¥1,727通常価格単価 / あたりアルコール度数15%720ml