EH酒造の「酔園 幻の酒」で至福のひとときを~長野の日本酒~

EH酒造の「酔園 幻の酒」で至福のひとときを~長野の日本酒~

江戸時代から続く、長野県安曇野市唯一の酒蔵、EH(エクセルヒューマン)酒造。この記事では、EH酒造の人気商品である酔園について、その魅力と味わいをお伝えします。

 

 EH酒造が造る日本酒の銘柄「酔園」

 

酔園という名称は「何をしてでも手に入れたい」という思いを表す慣用句である「垂涎の的(すいぜんのまと)」に由来しており、「日本酒ファンが心から楽しみたいと望む銘柄を造りたい」という思いで名付けられました。


酔園は豊富なラインナップが魅力であり、日常的に楽しめる普通酒から高級な大吟醸酒までさまざま。その味わいは高く評価されており、全国新酒鑑評会では平成7年、12年、19年において3度金賞を受賞しています。


原料米には長野を代表する酒米である美山錦やひとこごちが使用され、安曇野の地から湧き出る豊かな伏流水と共に醸されます。

 


酔園 幻の酒ブルー(純米吟醸)の魅力

 

酔園

 

 

酔園銘柄は豊富な商品ラインナップが魅力ですが、なかでも「酔園 幻の酒ブルー(純米吟醸)」は本銘柄を代表する1本だと言えます。戦後の米不足を理由に、日本酒へ大量の醸造アルコールと水でかさ増しした「三増酒」を廃止し、1973年に販売された「酔園 幻の酒」をベースにした商品です。


本当の日本酒の味わいを目指した純米酒の製造と販売を再開し、高い品質と味わいにこだわった銘柄として造られました。


2023年現在ではより良い味わいを目指して、長野県安曇野市で栽培されたひとごこちを使用した純米吟醸として販売されています。その味わいはスッキリと爽やかでありながらも、まろやかな深みも感じられる上品なものに仕上がっており、非常に飲みやすい日本酒といえるでしょう。透き通った美しいブルーの瓶は、その味わいを的確に表現しているように感じられます。


日本酒に慣れていない方はもちろん、この価格帯で優れた純米吟醸酒を飲みたい場合におすすめしたい銘柄です。

 

  • 精米歩合:59%
  • アルコール:15度
  • 日本酒度:±0
  • 720ml:1,595円(税込)

 

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商品レビュー


「酔園 幻の酒ブルー(純米吟醸)」はその品質の高さから、日常だけではなく贈答用など幅広いシーンにおいて楽しまれています。飲んだ方々からは、「万能酒で楽しみがいのあるお酒」や「美味しいうえに値段も手頃、長く飲み続けたい一本」といった意見が寄せられています。


また、「ブルーの透明な瓶にコルクでできたラベルが可愛い」、「綺麗なブルーの瓶が素晴らしい」といった、味わいだけではなく外観を評価する声も少なくありません。鮮やかなブルーは安曇野の青い空と、スッキリと爽やかな味わいのイメージが表現されています。



「幻の酒」以外の人気商品

 

酔園の人気商品はまだまだ存在しています。

なかでもおすすめしたい商品について、それぞれ紹介します。

 

  • 酔園 純米大吟醸 美山錦
  • 酔園 辛口純米
  • 酔園 超辛口純米
  • 酔園 りんごのお酒

 

 

酔園 純米大吟醸 美山錦

 

酔園

 

「純米大吟醸」とは、お米を50%以下に磨き上げてつくられる日本酒の一種です。


この銘柄では、長野県で栽培された美山錦という品種のお米を45%まで磨き上げることによって、穏やかな香りと豊かな味わいが生み出されます。醸造に使用される水は、北アルプスの清らかな伏流水であり、この水が加わることで米の旨味と酒のキレが絶妙なバランスで調和します。


純米大吟醸は、酒蔵の職人たちの熟練の技術と手間暇をかけて造られます。これが酔園の最高峰ともいえる味わいを生み出す秘訣です。ぜひ一度、その味わいを堪能してみてください。


  • 原材料名:米(長野県産)、米麹(長野県産米)
  • 使用米:酒造好適米「美山錦」
  • 精米歩合:45%
  • アルコール度:16%

 

 

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酔園 辛口純米

 

 

日本酒の甘辛を表現する日本酒度は「+4」であり、非常に切れのある味わいが特徴的な純米酒です。


仕込み水には北アルプスから流れ出る柔らかな伏流水が使用され、お米は長野県産米を60%にまで磨きあげています。スペックとしては純米吟醸を名乗れるほどであり、コストパフォーマンスに優れる1本。


冷から燗まで幅広いシーンに対応できる万能酒として楽しめるでしょう。


  • 原材料名:米(長野県産)、米麹(長野県産米)
  • 精米歩合:60%
  • アルコール度:15%

 

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酔園 超辛口純米酒

 

 

超辛口」という名の通り、この日本酒は非常に高い日本酒度「+10」を誇っています。お米は長野県産のものを65%まで磨いており、その結果、お米本来のふくよかな風味も存分に楽しむことができます。


この日本酒の辛口は、一般的な刺激的な辛さとは異なり、後味のキレやシャープな味わいを指します。そのため、どのような食事にも適しており、さまざまな料理と組み合わせて楽しむことができます。


  • 原材料名:米(長野県産)、米麹(長野県産米)
  • 精米歩合:65%
  • アルコール度:15%

 

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酔園 りんごのお酒

 

長野県は日照時間が長く、昼夜の気温差が大きいため、質の高いりんごが育ちます。そのなかでも安曇野産のりんごは、甘みと酸味のバランスが絶妙です。


「酔園 りんごのお酒」は、そんな安曇野産のりんごを原料にしたリキュール。日本酒がベースで、アルコール度数は8%と飲みやすくなっています。ストレートで飲むとりんごの風味が広がりますが、ロックや炭酸割りでもさっぱりと楽しめます。


  • 原材料名:りんご果汁、清酒
  • アルコール度:8%

 

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長野には酔園の他にも有名な銘柄がたくさん!


長野県には80軒を超える酒蔵が存在しており、その数は酒処である新潟県に次ぐ全国第2位。そのため、酔園以外にも魅力的な有名銘柄が多数存在しているのです。


なかでもおすすめしたい、銘柄をそれぞれ紹介していきます。

 

  • 川中島(かわなかじま)/酒千蔵野
  • 七笑(ななわらい)/七笑酒造
  • 真澄(ますみ)/宮坂醸造

 

川中島(かわなかじま)/酒千蔵野

 

 

酒千蔵野は、長野盆地に広がる川中島町に位置する酒蔵です。1540年創業と全国でも7番目に古い歴史を持っており、川中島の合戦において武田信玄が口にした日本酒としても知られています。


北アルプスを源流とする豊かな仕込み水と、長野県産の酒米を使用した丁寧な酒造りによって全国的に高い評価を得ています。


なかでも、「川中島 純米にごり酒」は蔵全体の出荷数において約3割を占める人気商品。地元でも圧倒的な支持を得ており、まさに酒千蔵野を代表する銘柄だといえます。長野県産の美山錦を65%まで磨くことで、とろりとしながらも口当たりの良い味わいが特徴的。


にごり酒に含まれるもろみも、丁寧に裏ごしすることで洗練した味わいを実現しています。

 

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七笑(ななわらい)/七笑酒造

 

 

長野県の南西に位置しており、周辺を高い山々に囲まれた谷あいの地に七笑酒造は建っています。


木曽福島宿と呼ばれる中山道の宿場町でもあったこの土地は、木曽義仲が幼少期を過ごした場所としても知られています。七笑という名称は、「七」という数字の縁起に加えて「笑う門には福来る」という明るいイメージが込められています。めでたい名前ということで、贈答用にもピッタリの日本酒だといえるでしょう。「誠実で真っ直ぐな酒造り」をモットーに造られる日本酒は、上品でありながらも素朴さを持っています。


甘口、辛口に左右されることなく、お米本来の旨味を引き出した「旨口」を追求しており、芳香豊かで深い味わいは七笑ならではといえるでしょう。

 

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真澄(ますみ)/宮坂醸造

 

 

真澄は長野県を代表する銘柄として、全国的にも人気のある日本酒です。名称は諏訪大社の宝物である「真澄の鏡」に由来しており、古くからその味わいが評価されています。1943年の全国清酒品評会では第一位を獲得し、その後も数多くの品評会で上位入賞する実績を誇ります。


現在、全国で最も利用されている「協会7号酵母」発祥の蔵としても知られており、まさに近代日本酒造りの礎を築いたともいえる歴史ある蔵です。取り扱う銘柄は本醸造から大吟醸まで幅広く、価格帯についても2,000円台から10,000円台と多種多様。なかでも辛口の銘柄が多く、すっきりと淡麗な味わいが真澄の特徴だといえるでしょう。


好みやシーンに応じて選びやすく、味わいにも定評のある真澄は長野の日本酒を語る上で決して外せない銘柄です。

 

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「酔園 幻の酒」をはじめ、長野の地酒を買うならNAGANOSAKE.JP

 

本記事で紹介した「酔園 幻の酒」は、戦後の米不足に由来する三増酒ではなく、日本酒本来の味わいにこだわり造られた、まさに本物の日本酒。スッキリとして爽やかな飲み口と、安曇野の青い空を表現したブルーの瓶も美しく、見た目でも楽しめるお酒として幅広い年代に愛されています。


長野県はその広大な県面積と、豊かな自然環境を活かした日本酒造りが盛んに行われています。この記事の内容を参考に、長野県の地酒を購入したいと思われた場合は、「NAGANOSAKE.JP」の利用をおすすめします。


長野県の日本酒は数多いため、酒屋に足を運んでも目当ての銘柄が見つからなかったということも少なくありません。「NAGANOSAKE.JP」では、長野県に特化していることからさまざまな地酒を取り扱っています。「酔園 幻の酒」をはじめとした、長野の地酒をお探しなら、ぜひ「NAGANOSAKE.JP」をご利用ください。

 

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